・データ入稿の場合は、出力見本かスクリーンショットを添付してください。
・関連するデータはひとつのフォルダにまとめ、発注者のお名前を付けてください。
・アドビ社製ソフトで作成した場合はフォントを忘れずにアウトライン化してください。
・画像解像度は、300~350dpiの実寸サイズでご用意ください。
【画像データの配置について-リンク切れにご注意ください】
画像配置には、「リンク」と「埋め込み」が選べます。このうちリンク配置をした場合、ソフト側では画像の位置情報を取得するだけですので埋め込みに比べファイル容量が少なくて済む反面、画像や本体を別の場所に保存するとリンク切れを起してしまいます。
出力する際には常に「Illustratorファイル+画像ファイル」をセットにしなくてはなりません。最終処理後、保存したファイルを開いてリンク切れを起していないかどうか必ずご確認ください。
【断裁に伴う余白について】
オフセット印刷などでは、大き目の紙に印刷した上で断裁処理をして目的の大きさに仕上げます。その際、多少のズレが生じますからイラストレーターなどでトンボの周辺ギリギリに作成されたデータはカットされてしまう恐れがあります。したがって最低でも3mm程度、できれば7mm程度の余白は確保してください。
また、逆に用紙いっぱいに色や画像を載せたい場合にはトンボまででなくトンボの外側3mm以上オーバーする形で作成して下さい。ギリギリの場合は外側に白や地色が出てしまう恐れがあります。
【裏映りを招く-濃度オーバーについて】
K100%の黒をスミベタといい、それに対してスミベタにCMYをそれぞれ30%~40%程度足した黒をリッチブラックと言います。画面上では同じ黒で見分けがつきませんが、一般的にはリッチブラックの方が締まりのある黒に仕上がります。
しかし、この際CMYK各色の合計を400%にしてしまうと印刷後のインキが乾燥できずに汚れのように付着してしまいます。
これを裏映りと言います。用紙によって多少異なりますが、掛け合わせの合計が300%以内に収まるように作成すると裏写りを予防することが出来ますのでご留意ください。
【表現の難しい色について】
濃い色を表現したい場合にCMYだけを使って色を指定すると、出力の際に予期せぬ色になることがあります。これはモニタ上での「光」による色表現とインキでの表現に違いがあるためで、掛け合わせの濃度が高いほどその危険性が増加します。
「濃い色」をご希望の場合はKを加えることで表現するようにしてください。
【内蔵フォントによる差異が生じることがあります】
フォントはパソコンに内蔵されているものしか表現できません。指定されたフォントが無い場合それに近い、いわゆる「代替えフォント」で表現されてしまいます。したがって一般的なフォントのみで作成した場合は問題ありませんが、装飾的なフォントなど多少とも特殊性があると思われるものについては、そのままの表現ができない場合があります。
これを避けるためにはPDF出力するなどの工夫が必要になりますが、完全に再現を保証するものではありません。
※当社所有のフォントについては担当迄お問合せください。
当社ではホチキス留めや穴あけ等の加工、各種製本までを一貫してお受けできますので、見栄えの良い資料作成、各種カタログ等にもお役立ていただけます。
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